歯科医院がSNSを活用する集患方法・事例・注意事項まとめ

SNS

「歯科医院がSNSで集患する時って具体的に何をすればいいの?」

「歯科医院がSNSで集患する際に見本にできるアカウントを知りたい」

このように悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

SNSで集患を行っている歯科医院は多いですが、具体的に何をすれば効果的が出るのかわかりづらいですよね

今回の記事では、歯科医院がSNSを活用する際の集患方法を中心にご紹介します。

集患を行う際に役立つ事例、集患時の注意事項も記載しているのでぜひ、ご参考にしてください。

目次

歯科医院がSNSを行うメリットについて

歯科医院がSNSを活用するメリットとしては、認知拡大を行い、集患に繋げられる点が挙げられるでしょう。

SNSで情報発信、広告配信を行うことで幅広い層のユーザーに自院の存在をアピールできます。

魅力的な投稿や情報発信を行うと、ユーザーから「いいね」や「シェア」を獲得しやすくなり、多くの方の目に留まりやすくなります。

また、自院ならではの取り組みやメリットなどを紹介すると競合の歯科医院とも差を付けやすくなるでしょう。

自院独自の情報を発信していくことで、競合の歯科医院との違いを明確化できます

「より多くのユーザーに自院を知ってもらい、集患に繋げたい」「競合の歯科医院と差をつけたい」

このように考えている歯科医院にはSNS運用がとくにおすすめです。

各SNSプラットフォームの特性・活用方法について

歯科医院の集患に用いられることが多いSNSプラットフォームは下記の4つです。

1. Twitter
2. Facebook
3. Instagram
4. LINE

それぞれのプラットフォームは年齢層や特徴が大きく異なります。

ここからはそれぞれの違いについて解説するので、確認したうえで自院に合ったプラットフォームを選びましょう。

1. Twitter

Twitterは国内のTwitterアクティブユーザーが、2017年10月時点で4,500万人を超えているプラットフォームです。

年齢別の利用率としては10代が67.6%、20代が79.8%と割合が多いため、若年層向けのプラットフォームになります。

SNSの特性としてはリツイート機能があるので、拡散性が高く話題が広まりやすいという点が挙げられます。

自院ならではの魅力的な投稿を行い、ユーザーに拡散されることで認知拡大につなげやすくなるでしょう。

また、気軽にユーザー同士でコミュニケーションを取れるのも魅力の1つです。

フォロワーと交流を行うことで、集患につなげられる場合も多いので積極的に活用しましょう。

2. Facebook

Facebookは2019年3月時点で、国内月間アクティブユーザー2,600万人を超えたプラットフォームです。

年齢層の利用率としては30代が48%、40代が39%と一番多くなっています

実名登録を行う必要があり、年齢層が高いことからビジネス目的で使われることの多いプラットフォームです。

Facebookページを活用することで、自院の紹介ページを作れるので情報発信を行う際に役立ちます。

Facebookイベントというセミナーやイベントを周知するサービスもあるので、自院でイベントを積極的に開催する場合に活用しましょう。

3. Instagram

Instagramは、2019年6月時点で国内アクティブユーザー3,300万人を超えたプラットフォームです。

年齢別の利用率としては10代が69%、20代が68.1%、30代が55.6%と若いユーザーが多く、女性の割合が多いのが特徴になります。

ビジュアルに特化したSNSなので、自院の紹介写真や動画を配信する際に便利です。

24時間限定で投稿が確認できるストーリーズやハッシュタグを用いた拡散機能など、Instagram独自の機能があります。

ビジュアルを意識して、リアルタイムでさまざまな情報を発信したい歯科医院におすすめのプラットフォームです。

4. LINE

LINEは2021年6月時点で8,900万人の国内アクティブユーザーが存在しており、国内の人口70%以上に活用されています。

LINE公式アカウントを用いることで、患者さんにダイレクトにメッセージを伝えることが可能です。

友だち登録をしているユーザーに一斉配信ができることから、メルマガに近い感覚で利用できます。

LINEを活用する場合は歯科医院の案内やサービスの提案、セミナー情報を発信して集患につなげましょう。

歯科医院がSNSで集患を行う際の主な施策3選

歯科医院がSNS集患を行う際の主な施策として、主に下記の3つが挙げられます。

1. 通常運用(通常投稿)
2. SNS広告
3. インフルエンサーマーケティング

それぞれの方法を行うことで、今までアプローチできなかったユーザー層に自院の存在をアピールできます。

いずれもSNSで集患を行う際に効果的な施策になるので、1つずつ確認しましょう。

1. 通常運用(通常投稿)

SNSの通常運用では自院に関する投稿を行います。

自院ならではの取り組み、設備、歯科医院にまつわる情報、セミナーやイベント情報などを継続して発信することが多いです。

また、ユーザーやフォロワーと積極的にコミュニケーションを取ることも重要です。

患者さんからの問い合わせに対応したり、自院からメッセージを送ったりとコミュニケーション方法は多岐にわたります。

SNSは拡散性が高いので、人を傷つけるような投稿をしたり、間違った情報を発信したりすると炎上しやすいです。

自院の名誉にもかかわるので、SNS運用を行う場合は複数人の目でチェックを行いながらリスクを抑えて運用しましょう。

2. SNS広告

SNSを運用する場合は普段のSNS出の投稿やコミュニケーションだけではなく、SNS広告を発信することも大切です。

自院のターゲットに合わせてSNS広告を発信することで、潜在顧客、見込み顧客に効率よくアプローチできます。

さらなる認知拡大を行いたいという場合は、積極的に活用しましょう。

SNS広告を運用する場合、細かくターゲットを設定することが大切です。

自院の患者データを確認し性別、年齢、職業、趣味、年収などの情報をデータとしてまとめます。

その後SNS広告を配信する際にデータを反映し、自院の潜在顧客、見込み顧客に届くように広告運用を行いましょう。

SNS広告を活用する場合は、医療広告ガイドラインに注意

SNS広告を配信する場合は、医療広告ガイドラインに抵触しないように実施する必要があります。

医療広告ガイドラインでは下記の表現が禁止されています。

虚偽広告根拠や調査方法が明示されていないデータを使ったユーザーの満足度や、治療の成功率を掲載する表現
比較優良広告「地域最大の実績があります」「タレントの〇〇さんも通っています」など、他院よりも優れていることをアピールする表現
誇大広告「通院することで必ず症状から回復します」など事実を証明できない表現
体験談の掲載治療を受けた患者さんの口コミ、レビューを掲載する表現
割引情報「クーポン提示で30%オフ」など非営利性を損なう表現

SNS広告でこれらの表現を入れてしまうと、厚生労働省からの是正指導が入ります。

是正指導に従わないで広告運用を行っている場合は6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が科される可能性があるので注意しましょう。

以前、医療広告ガイドラインに関して、まとめた記事があるため、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

3. インフルエンサーマーケティング

世間に与える影響力が大きいとされているインフルエンサーを活用した「インフルエンサーマーケティング」も集患を行う際に役立ちます。

インフルエンサーのフォロワーに対して自院の存在をアピールできるので、さらなる認知度拡大や集患効果が期待できるでしょう。

インフルエンサーのフォロワーは、インフルエンサーの考えや人柄に共感していることも多いので、そのまま集患に直感しやすいのもメリットです。

フォロワーの規模ごとに費用がことなる場合が多いので、自院の予算と照らし合わせて起用するインフルエンサーを選びましょう。

歯科医院のSNSアカウント運用事例4選

歯科医院がSNS運用を行う際に参考としておすすめなアカウントは下記の4つです。

1. 渋谷宮下パーク歯科・矯正歯科
2. 丸の内永楽ビル歯科クリニック
3. ノブデンタルオフィス
4. オーラルクリニーク 自由が丘 など

いずれも独自の発信を行っているSNSアカウントであり、参考になるポイントが多く存在します。

自社で効果的な集患を行うためにも、それぞれの事例を1つずつチェックしましょう。

1. 渋谷宮下パーク歯科・矯正歯科

渋谷駅から徒歩1分にあるアクセス性の高い歯科医院で、小児歯科や審美歯科、矯正にも対応しているそうです。

近くにある飲食店の紹介や、ユニークな投稿を行うことで親しみやすさをアピールしています。

他にも月ごとの診療スケジュールも掲載しており、閲覧したユーザーにとって親切な投稿を心がけています。

2. 丸の内永楽ビル歯科クリニック

丸の内のオフィスビル内にある歯科医院で、各種治療だけではなく自宅でのケアに使えるグッズも多く販売しています。

普段の施術の様子はもちろん、院内の設備、スタッフ紹介、イベントの紹介などを行っているのが特徴です。

Instagramアカウントを見ただけで、丸の内永楽ビル歯科クリニックのことが理解できるようになっています。

3. ノブデンタルオフィス

八重洲から徒歩2分にある歯科医院で、マウスピース矯正、ホワイトニング、リーニングなどの治療を行っています。

施術の様子はもちろん、スタッフの写真、感染症対策の取り組みなどさまざまな情報発信を行い、バリエーションを持たせているのが特徴です。

セミナー情報も発信しており、集患の幅を広げています。

4. オーラルクリニーク 自由が丘

自由が丘駅徒歩3分にある歯科医院で、ホワイトニング・クリーニングなどさまざまな治療を行っています。

施術の写真や動画を掲載して、普段の治療がわかりやすいのがポイントです。

また、施設の写真なども多く投稿しており、通院する際のイメージもしやすくなっています。

まとめ

歯科医院がSNS運用を行う場合、効率よく集患につなげられるというメリットがあります。

ユーザー、患者さんとコミュニケーションを図ることで新規集患、リピーター獲得も可能です。

他院の運用方法も参考にしながら、自院ならではの取り組みを実施していくといいでしょう。

ただ、自院でSNS運用を行う場合は手間がかかるのが事実です。

もし、SNSを活用して集患を行う場合は、歯科WEBにお任せください。

歯科WEBであれば集患を一括して代行できるので、本業に集中しながら効率の高い集患が可能になります。

歯科WEBにご興味がある場合は、こちらで詳細を確認できますので、ぜひご覧ください。

この記事を書いた人

起業して13年目。累計30業種以上の個人起業家の起業支援や法人のWebマーケティング実務支援を行ってきた。

得意分野はWebマーケティングを活用した集客や販促法。企画によっては、数百万~数千万円を売上を上げる。

日本代表選手や国体選手らを見ているスポーツトレーナー、某地域の助成金件数No1の社会保険労務士の事務所、地域で有名な医療法人、業界No1のメディアサイト会社などのリスティングや戦略企画案などのサポート担当。

また、小田のサポートを受けて電子書籍を出版した64名のうち62名(96.8%)の方がAmazonランキング1~15部門1位を獲得。サービスを受講した方からは「説明が分かりやすい」「対応が速くて助かる」などの声が多い。

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