客観的な意見を述べてくれる人が何人いますか?

こんばんは。
株式会社シンプルブランドの
小田です。

普段はZOOM会議が多いですが
今日は珍しく外で過ごすことが
多い1日でした。

通帳の記帳を3か所行ったり

クライアントさんのところに
お邪魔しては色々と話したり

ネットから問題点に対する
回答をしたり。。

と言ったそんな1日でした。

さて、今日は

目次

客観的な意見を
言ってくれる人が何人いますか?

ということについて触れていきます。

「今よりも良くしたい!」と考えど
自分の院の課題がよく分かっていない、
院長先生は少なくありません。

勿論、それが悪い訳ではありません。

ただ、良くしたいと思えど
何をやればいいか?が見えていないなら
客観的に意見をもらえる人を
1~3人は用意した方が良い
です。

ここで大切なのは、
ただ適当に意見を言う人ではなくて

現状の医院の財務状況や
院長先生が向かいたい方向性を
ある程度理解できている人

になります。

たまにセミナーやワークショップに行くと

「その人がもっと良くなるには
 どうしたらいいか?を言ってあげて」

みたいなワークがありますが
あれは、参考になるようで
全く参考になりません(笑)

何故なら、その院長先生が
何になりたいか?によって
最適解が全く異なるから
です。

例えば人材の問題1つにしても

「ついてこれない人でも
 救ってあげたい」

という気持ちの先生もいれば

「ついてこれない人は
 やめてもらって構わない」

という気持ちの先生もいます。

一見、前者の方が正解に思えますし
セミナーでは前者が正解になるんですが
前者を意識していては、全然、院(会社)が
成長しない
、なんていうことはよくある話です。

聞こえが良いものは
万人受けしやすいものです。

でも、実際の経営というのは
そういうものではない
と考えています。

勿論、理想は能力が低い人も
救ってあげる思考かもしれませんが
何事も「程度」というものがあります。

その一定ラインを超えられない奴は
置いていく、という判断は悪いとは
個人的には思っていません。

何故なら、その能力の低い人ばかりに
注力し、他のスタッフが活動しづらいのは
本末転倒だからです。

だから、院長先生自体が

・どういう風土の院を作りたいか?
・どのぐらいの売上を目指しているのか?
・他店舗展開したいのか?

などによって

ある意見が「正解」にもなるし
ある意見が「不正解」にもなる、

ということです。

今日も打ち合わせの時に
人材の件でのご相談がありましたが

その院長先生の考えを加味した結果

「ついてこれない人は
 ついてこれないでどんどん前に行く、
 という結論で全然OKですよ」

と言いました。

そう、全ては
院長先生の作りたい院自体
なんです。

そのため、院長先生が望む人材が
少しでも来てもらうには

・院長先生が
 どんな人材に来て欲しいか?

そして

・面接時においてどういう部分を
 質問を投げかけるのか?

という部分を意識してもらいます。

形式ばった時間の無駄な面接では
面接では意味がないですからね。

まぁこのあたりに関しては

・院内の人材不足の状況
・どこまでをその院長の妥協点とするのか?

など、完璧な人材なんて
そもそもいませんので
そういうところを明確にするといいですね^^

だから、一概に
「これが正解!」というのは
あるようでない
んです。

でも、今日の内容みたいに

自分の意見があった上で
客観的な意見としてもらえる
環境があるのか否か

で、また考え方も受け取り方も
変わると思うんですね。

だから、一匹狼にならずに
客観的な意見を述べてくれる人が
1~3人は居た方が良い
という話でした。

是非、参考にしてみてくださいね。

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