「これから集客を強化する予定なんだけど、どうすれば効果的なチラシが作れるの?」
「チラシを作る際に便利なテンプレートが知りたい」
このように考えている歯科医の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
チラシを作成する場合、意識すべきポイントが多く、配布方法も分かれるため色々と悩んでしまうこともありますよね。
今回の記事では、歯医者がチラシで集客する際のコツ・テンプレート・注意点について、一挙に解説します。
これからチラシを用いて集客を行う予定がある歯医者にとって、必見の内容です。
歯医者がチラシで集客を行う場合に役立つコツ4選
歯医者がチラシで集客を行う場合に役立つコツとしては、下記の4つが挙げられます。
1 自院のターゲットを見極める
2 家族内の子供に対するアプローチを取り入れる
3 自院の取り組みや治療内容をアピールする
4 ノベルティをつける
これらのコツが意識できると、さらに集客につながりやすいチラシを作成できます。
1. 自院のターゲットを見極める
チラシを作成する前に、自院のターゲットをしっかりと設定しましょう。
患者のデータを照らし合わせて、自院にどんな患者が多いのか確認するとターゲットが絞りやすいです。
ターゲットを絞れると、自ずとチラシに盛り込むべき内容が見えてきます。
一方でターゲットがイメージできないと、チラシの内容も作成しづらくなってしまうので注意が必要です。
2. 家族内の子供に対するアプローチを取り入れる
チラシを確認する本人だけではなく、その子供にもアプローチできると効果的な集客に結びつきやすいです。
子供は歯医者に通院することに対して、消極的な態度を示す場合が多く、親も負担に感じてしまいます。
そこで、子供向けのチラシを作成して送付できると効果的です。
「かわいらしいキャラクター」や「ひらがな」を積極的に用いることで、子供に対して「歯医者は怖くない」というイメージを与えられます。
親に対しても「この先生は子供に対して優しく接してくれそう」という大変良い印象を与えることが可能です。
親と子供の両方に効果的にアプローチできるので、小児歯科に対応している場合はアプローチとして取り入れてみるといいでしょう。
3. 自院の取り組みや治療内容をアピールする
チラシを作成して集客につなげるためには、自院の取り組みや治療内容を明確にして、内容に盛り込みましょう。
自院のセールスポイントを明確にすることで、患者が自院を選んでくれる理由になります。
例えば、下記のようにアピールするといいでしょう。
「自院では痛みが少なく、削る量を抑えて治療できます」
「自院ではプライバシーを守る個室診療が可能なので、安心して治療を受けられます」
このように強みを入れておくと、自院の印象を強められる上に、他院との差別化にもつながります。
4. ノベルティをつける
単純にチラシとして配るよりも、ティッシュなどのノベルティを付けるのがおすすめです。
ノベルティがあると実際に使う方も多いので、その際にチラシの内容を見てもらいやすいです。
チラシのまま配布してもそのまま捨てられてしまうこともあるため、まずは確実に読んでもらうことを意識しましょう。
どんなにいいチラシでも読んでもらわない限りは、集客には繋がらないため注意する必要があります。
歯医者がチラシを配布する際の3つの方法
歯医者がチラシを配布する際の方法としては、下記の3つが挙げられます。
1 ポスティング
2 新聞折込
3 街頭での直接配布
ここからはそれぞれの配布方法の特徴、意識すべきポイントについて解説するので1つずつ確認していきましょう。
1. ポスティング
ポスティングは、住宅のポストに直接投函して1人1人に届ける配布方法です。
自分たちで配布することで、新聞折り込みよりもコストを抑えられるのがメリットと言えるでしょう。
また、新聞を購読していない層にチラシを届けられるのもメリットです。
ただ、受け取った側は知らない会社からのダイレクトメールと同じような印象を受けやすいので、そのまま捨てられる可能性がある点には注意しましょう。
2. 新聞折込
新聞を読んでいる層として、30代は約30%しかいないのに対して、60代以上の方が約80%を占めているそうです。
そのため、高年齢層をターゲットにする場合は、新聞折込として配布するのがおすすめです。
新聞の購読数は減っていますが、いまだに影響力が強いメディアであることは確かです。
シニア向けの治療を行っている場合は、ポスティングだけではなく新聞折込も検討してみましょう。
参照:第 13 回メディアに関する全国世論調査 2020年版(公益財団法人 新聞通信調査会)
3. 街頭での直接配布
駅前などアクセスがいい場所で歯医者を開業する場合は、最寄り駅で直接配布するといいでしょう。
街頭での直接配布を行う場合は、チラシのみで渡そうとするとメリットを感じてもらえません。
受け取ってもらうメリットを感じてもらうためにも、ポケットティッシュに同封して配るのがおすすめです。
ポケットティッシュであれば、誰もが使えるので受け取ってもらえる確率が高くなります。
コストは高くなりますが確実に受け取ってもらうためにも、直接配布を行う場合はポケットティッシュも合わせて発注しましょう。
歯医者がチラシを作る際に便利なテンプレートサイト3選
歯医者がチラシを作る場合は、0からだと負担になるのでテンプレートがあると便利です。
そこで、下記のテンプレートサイトであれば無料でテンプレートをダウンロードできます
1 gr@phic
2 パワポン
3 PIXTA
ここからはそれぞれのテンプレートサイトについて詳しく解説するので、1つずつ確認していきましょう。
1. gr@phic
gr@phicは、歯医者を開業するためのテンプレートが既に用意されており、自院に合わせて少しカスタマイズすれば手間を減らしてチラシが作成できます。
テンプレートの時点ですでにクオリティが高く、見栄えも問題ありません。
編集後はそのまま印刷注文できるので、印刷までまとめて終わらせたい場合におすすめなテンプレートサイトです。
他にもスタッフ募集のテンプレートもあるため、スタッフ募集を考えている場合は活用してみるといいでしょう。
2. パワポン
パワポンでは歯科に関するテンプレートが非常に多く存在しており、自院に合ったものを選びやすいです。
また、新規開院だけではなく、定期検診、診療時間変更のお知らせ、新サービス訴求など多くの種類のチラシがあります。
印刷用にデータ変換するのも簡単なので、初めてチラシを活用する際にもおすすめです。
そのまま印刷を外注できるため、大量に印刷する場合は合わせて利用してみるといいでしょう。
3. PIXTA
PIXTAでは、無料の画像や動画素材が多く用意されているテンプレートサイトです。
デザイン性の高いチラシテンプレートが多く存在するので、見栄えを意識できます。
少し文字を入れ替えるだけで、クオリティの高いチラシを作成することが可能です。
チラシの作り方ガイドも記載されているので、自院でチラシを初めて作成する場合にピッタリです。
歯医者がチラシを作成する際の費用
歯医者がチラシを印刷する場合、サイズや作成枚数によって価格が変動します。
例えば、印刷業界大手の「ラクスル」で印刷する場合は、下記の価格が目安となるでしょう。
詳細 | 料金 |
・A4 ・光沢紙/標準・片面カラー・加工なし・1,000部・翌日お届け | 4,366円(税込み) |
・B4 ・光沢紙/標準・片面カラー・加工なし・1,000部・翌日お届け | 12,620円(税込み) |
印刷する場合は印刷サイズ、部数、加工、納期によって価格が大きく変動します。
また、印刷会社によっても価格が異なるので、比較検討して決めるといいでしょう。
歯医者がチラシを作成する場合は「医療広告ガイドライン」に注意!
歯医者がチラシを用いて、集客を行う場合は「医療広告ガイドライン」に注意しましょう。
医療広告ガイドラインを無視してチラシを作り、集客を行うと是正指導が行われます。
是正指導を無視してしまうと、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が課されます。
そこで、医療広告ガイドラインに抵触する表現としては、下記の例が挙げられるでしょう。
- 比較広告、誇大広告
- 客観的事実を証明できない内容の広告
- 優良性を演出した広告
トラブルを起こさないためにも、自院でチラシを作成する場合は医療広告ガイドラインを理解しておく必要があります。
医療広告ガイドラインについてまとめた記事があるため、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
まとめ
歯医者が集客でチラシを活用する場合、コツを把握しておくとより効果的な集客が望めるでしょう。
具体的には「自院のターゲットを見極める」「自院の取り組みや治療内容をアピールする」などの工夫が必要です。
ただ、チラシを活用して集客を行う場合、医療広告ガイドラインを守る必要があります。
歯科WEBでは、医療広告ガイドラインを順守しながら集客支援を行っています。
ホームページの制作&改修、リスティング広告運用代行、ランディングページ制作などを行い、集客効果の高い施策を実現可能です。
歯科WEBの詳しいサービスについては、こちらで詳細を確認できますので、ぜひご覧ください。