「物販の売上を上げるためのディスプレイを作る時のコツを知りたい」
「ポップを作るときのテンプレートが欲しい」
このように考えている歯科医の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
物販の売上をアップさせる場合、何から取り組んでいいのかわかりにくいため、いろいろと悩んでしまいますよね。
今回の記事では、「歯科医院の物販売上をアップさせるディスプレイのコツ」について解説します。
物販の売上をアップしたいという歯医者にとって、必見の内容です。
歯医者が物販のディスプレイを強化するメリット
歯医者が自院の物販ディスプレイを強化すると、そのまま売上のアップにつながりやすくなります。
販促をしっかりと行うことで売上もアップしやすくなり、診療以外のもう1つの収益を確保することが可能です。
また、物販を行っていると、商品について患者さんが質問をしてくる場合もあります。
そこでスタッフが丁寧に回答することで、患者さんが歯医者に対してより良い印象を抱くでしょう。
自院を覚えてくれやすくなるので、リピート率の向上にもつながる可能性がアップします。
物販の重要性や売上アップのヒントになる話は、YouTube動画でも解説していますので、良かったらこちらの動画をご覧ください。
歯医者が物販売上をアップさせるコツ5選
物販売上を確実に売上をアップさせる際には、下記の5つを意識しましょう。
1.どこに置くのか考える
2.何を置くのか考える
3.陳列の方法も工夫する
4.重さ・価格帯も意識して配置する
5.キャッチコピーも意識する
ここからはそれぞれのコツについて、詳しく解説を行います。
1. どこに置くのか考える
物販を始めるのであれば、闇雲に商品を並べていても意味がありません。
患者さんが見やすいところに配置することで、購入につなげることが大切です。
そこで、患者さんからの視認性を高めるために、商品を下記の場所に配置しましょう。
- 受付や玄関脇スペース
- 待合室やキッズスペースなどの座れる場所
- TVやモニターなど動きがあるものの周り
受付の予約や会計の待ち時間で商品を見てもらうためにも、見やすい場所を意識して配置することが大切です。
2. 何を置くのか考える
歯医者にもよりますが、基本的には置くスペースが限定されています。
そのため、何の商品を置くのかという点についても考えることが大切です。
例えば、小児歯科に力を入れているのであれば、小児用の歯磨き粉、機能性ガム、小児用の歯ブラシなどを配置しましょう。
また、小児歯科に限らず、洗口液も結構、利益率の良いものもあるので、そういったものも取り入れていきましょう!
このようにターゲットまで見据えた商品展開ができると、物販の売上アップが期待できます。
ちなみに、歯磨き粉であれば、以前の記事でも紹介した、「Bプラス」という天然成分にこだわった身体に優しい歯磨き粉も1つ良いかもしれませんね!
3. 陳列の方法も工夫する
物販の売上を向上させたいのであれば、場所だけではなく陳列の方法も考えましょう。
陳列の方法まで工夫できると、患者さんにより親切な印象を与えられます。
陳列を行う際の工夫として、患者さんの目線の高さを意識するのがおすすめです。
商品が見やすく手に取りやすい高さである、85〜150cm辺りに自院でイチオシの商品をおきましょう。
患者さんの目線まで意識して販売できると、売上も変わってくるのでぜひ試してみましょう。
4. 重さ・価格帯も意識して配置する
さらなる配置のコツとして、下記のポイントを意識しましょう。
価格が安くて重量が軽い商品:手軽に取れる上段
価格が高くて重量が重い商品:悩みやすいので下段
安くて買ってもらいやすい商品は上段に置いておくと、その分さらに売れやすいです。
ただ、重い商品は高額になることも多く、手に取ってもらえる機会は少なくなります。
このように重さや価格帯まで意識して配置を行い、売上アップに繋げていきましょう。
5. キャッチコピーも意識する
患者さんが商品に目を向けてくれるように、キャッチコピーを意識したポップがあるとさらに効果的です。
患者さんが商品に申し込みやすくなるので、そのまま売上のアップに直結します。
キャッチコピーの例としては、下記の例をご参考にしてください。
「お子様の仕上げみがきにピッタリです!」
「さわやかな口内環境を手に入れませんか?」
「こちらの商品がかなり売れています!」
このようにシンプルなキャッチコピーだと、患者さんにも伝わりやすくなります。
長々としたキャッチコピーだと、まず目にしてもらえないので、ポップを作成する際は注意しましょう。
歯医者が物販を行う際の注意点3点
歯医者が物販を行う際は、下記の3つに注意しましょう。
1 在庫管理の徹底
2 発注ミスの防止
3 定期的な商品の入れ替え
注意点を把握していないと、物販を上手く管理できません。
確実に売上を上げるためにも、1つずつチェックしていきましょう。
1. 在庫管理の徹底
物販を行う際は売上をアップするために配置を工夫することが大切ですが、同時に在庫の把握も行う必要があります。
物販を始めたばかりの頃は、アイテムと数量を少数で展開しましょう。
売上がわからないのに大量に発注してしまうと、在庫をいつまでも抱えてしまう可能性があります。
物販が軌道に乗った後で発注量を増やしたり、品目を増やしたりすると安定した管理が可能になるでしょう。
2. 発注ミスの防止
物販を始めた後は在庫管理の徹底はもちろん、発注ミスの防止を行う必要があります。
在庫の数と状態を定期的に確認して、漏れがないように確認しましょう。
残り少なくなっている商品に関しては不足しないように、発注を出せるオペレーションを組む必要があります。
紙で管理するとミスにつながりやすいので、Excelやソフトを使って正確に管理しましょう。
3. 定期的な商品の入れ替え
物販を続けていて、売れ行きが良くない商品があれば、他の商品と入れ替えてみましょう。
メーカーから売上の良い商品の情報を聞き出し、自院にも並べてみるのがおすすめです。
ずっと、同じ商品を配置していると、患者さんに飽きられてしまうこともありますが、良い商品であれば、歯磨き粉や洗口液は、消耗品なので、気に入ってくだされば、リピートしてくれて、診療回数を増やすことも可能です。
歯医者がポップを作る際に便利なテンプレートサイト3選
歯医者がポップを作る際、デザインを作成する必要があります。
そこで、テンプレートサイトとして下記の3つがおすすめです。
1.POPKIT
2.Canva
3.パワポン
いずれも便利なテンプレートサイトなので、1つずつ確認していきましょう。
1. POPKIT
POPKITは、ポップやチラシ作成に特化したデザイン作成ツールです。
デザインが作成できるだけではなく、豊富なテンプレート素材もそろっています。
全国のクリエイターが素材提供を行っているので、使えるテンプレートが増えているのも魅力と言えるでしょう。
そのため、初めてポップを作る際に便利なサービスです。
月額550円の有料版にすると、5万点以上の素材が使えるようになるので選べる素材を増やしたい場合は検討してみましょう。
2. Canva
Canvaも無料のデザインツールで、多くのテンプレートからデザインを選んで、ポップを作成することが可能です。
素材だけではなく、文字のフォントも多く用意されており、無料とは思えない使いやすさがあります。
画面も操作方法も直感的でわかりやすく、初めてデザインを行う場合でも安心して利用できるでしょう。
ポップだけではなく、チラシやポスターなどのテンプレートもあるので、必要な場合は合わせて利用してみましょう。
3. パワポン
パワポンは、さまざまな業界に対応したデザインテンプレートを用意しているサイトです。
歯科向けのテンプレートも多く用意しているので、自院に合ったものを選べます。
ポップはもちろん、チラシやうちわ、名刺などのテンプレートもあるので非常に便利です。
これからいろいろと自院の掲示物を増やしたいのであれば、ぜひ活用してみましょう。
歯医者がポップを印刷する際の費用
歯医者がポップを印刷する場合、サイズや作成枚数によって価格が変わります。
例えば、印刷業界大手の「ラクスル」で印刷する場合は、下記の価格が目安となるでしょう。
詳細 | 料金 |
・サイズ:S ・用紙:光沢紙・用紙の厚さ: 180kg・片面カラー・部数:100部・納期:受付から5営業日後 | 22,374円(税込み) |
・サイズ:M ・用紙:光沢紙・用紙の厚さ: 180kg・片面カラー・部数:100部・納期:受付から5営業日後 | 45,617円(税込み) |
印刷する場合はサイズ、部数、加工、納期によって価格が大きく変動します。
また、印刷会社によっても価格が異なるので、比較しながら検討していきましょう。
まとめ
歯医者が物販を行う場合、配置、置く商品、キャッチコピーを意識できると、より売上アップにつながりやすいです。
ポップも使って販促を行うと、さらに患者さんからの反応も良くなります。
今回ご紹介したデザイン作成サービスや、テンプレートサイトも駆使して制作するのがおすすめです。
ただ、物販展開を行う場合は、適切な在庫管理や、発注ミスの防止も必要になるので物販を行う場合は覚えておきましょう。
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